iMacをメイン機にするべく考えています(^^;;

 某日

今日はiMacに外部ディスプレーを繋げてみようと思う。Mac改造の大御所の方が早速iMacのモニターについて検証している。それによるとLBユニットに接続されている、D-SUB15ピンコネクターは内蔵モニターのもの(これは以前から分かっていた)でそれを外して外部モニターを繋げる事が出来るとある。早速アイスのカバーを外して内蔵モニターケーブルを外し、そこへ17インチモニターを繋いでみる。iMacパワーオン!ジャーン起動音がなる。暫くしてHDにアクセスする音。ん?モニターに何も映らない(^^;と思ったらモニターの電源が入っていなかった(^^;;電源を入れると程なく無事iMacのデスクトップが現れた。おお、やっぱり17インチでXVGA表示は広々として気持ちがいい。iMacの15インチにXVGA表示だとどうしても全体的に縮小されてしまうのでついついモニターに顔を近づけてしまう。さてと解像度はどうなっているのかとコントロールバーの解像度モジュールをクリックすると、なななんと1600×1200まで表示できるようになっている!試しにそれにしてみると、う〜ん字が小さい(^^;; でもこれがiMacの真の実力と言うことになる。おそるべしiMac!で、このままiMacに外部ディスプレーを繋いで使ってもいいのだが、それだとiMac本体には何も映っていない。ただPWスイッチが光っているだけ。iMacの内蔵モニターも使えないだろうか?それにイーサーで繋いでいる6420が使えない。モニター無しでも6420を起動させるとiMacのデスクトップに6420のHDは現れるがMOとかZipの入れ換えが出来ない。そこで6420をiMacの内蔵ディスプレーに繋ごうと思ったのだが、当然iMacのディスプレーケーブルは短くそのままでは6420まで届かない。あとでディスプレー延長ケーブル(そんな物売ってるだろうか?)を買ってきて試してみようと思う。

 某日

今日はiMacの内蔵ディスプレーに6420を繋げるべくモニター延長ケーブルを物色しに行く事にする。まずは函館で唯一iMacを扱っている「OAシステムプラザ」に行ってみた。ここはまた函館で唯一のパソコン専門店だ。とは言ってもご多分にもれずハード関係はWintel関係が主だが、iMacを扱う事が許されただけあって、Macコーナーもそれなりにある。とは言え展示されているのはiMacはもとよりG3DTとパワーブックGSがあるだけ。ま、他のMacはと言ってもMacの種類自体が少なく、あとはG3MT、G3DT、パワーブックでクロック違いがあるだけだからしょうがないか(^^;;でもiMacは例の照明付き展示台に乗せられて入口付近とMacコーナーと2台も展示している。さらにiMacの箱が10数個程積んでいる。あのオレンジの目立つiMacの箱が積んであると相当にぎやかな感じだ(^^;; 商品構成を絞ったことがApple復活の原動力の一つな訳だから致し方ないが、以前みたいにどのMacにしようかと悩んでいた頃が懐かしくもあり淋しい気もする(^^;;。さて延長ケーブルだがパーツコーナーには色んなケーブルが並んでいるがディスプレー延長ケーブルと言う物はなさそうだ。それでも両端がオスのD-SUB15ピンストレート結線の物があった。Mac用とは書いていないが使えそうだ。でもDOS/Vでも何に使うケーブルだろう?ただそれだと両端ともオスのコネクターになるのでiMacのコネクターには繋げれない。そこでオスからメスに変える変換コネクターも一緒に買う事にするが、念のために店員の女の子に聞いてみた。彼女は胸にAppleの何かキャンペーン用のバッジを付けていたので多分それなりにMacのことは分かっていそうだったが「これとこれでMacのディスプレーケーブルを延長したいのだけれど使えるだろうか?」と聞くと、パッケージにはMac用と書いていないことに不安を覚えたのかケーブルを持って展示しているG3DTの所へ行き後ろをのぞき込んでいる。私が確認したかったのは(妙に細かったので)ディスプレーケーブルとして使えるかどうかと言うことだったのだが、彼女が戻ってきて大丈夫です言ったので買うことにしたが、もし使えなかったら彼女にその旨を言えばなんとかなるだろう(^^;;。家に戻って早速繋いでみる。例によってiMacのアイスのカバーをはがしモニターケーブルを外し、外したケーブルに買ってきた延長もどきケーブルを繋ぎ更に6420のモニターコネクターに繋ぐ。こののまま6420を起動してもiMacが起動していないと内蔵モニターも点かないので、再度iMacには17インチを繋ぎすべての電源を入れてみる。6420とiMacがそれぞれ起動音をならし程なく17インチにはiMacの起動画面が現れたが、iMacのモニターは暗いまま。ん?だめか?これはやばいと思い、既に起動がすんでいたiMacを終了。6420の起動画面は見えないのでハードディスクのアクセス音が止まった頃合いを見計らって、本体裏の強制終了用電源スイッチを押して強制終了する。とりあえず6420もiMacも正規の状態に戻し再起動。ふう〜、どちらも問題ないようだ(^^;;。改めてIEのWEBアーカイブで保存しておいた大御所の検証ページを開いて見た。なんじゃかんじゃ言ってもIEのWEBアーカイブはこう言うときに役に立つ。ボタン一つでそこのページを完ぺきなファイルとして保存してくれるのでいつでも好きなときにWEBページを見ることが出来る。隅々までよ〜く読んでみると、iMacの内蔵モニターの解像度は640×480で垂直同期117Hz、800×600で95Hz、1024×768で75Hzだけだ。それ以外の解像度や周波数では表示できない、すなわちマルチスキャンモニターではないとある。なるほど、6420のサポートしている解像度はiMacの解像度とはマッチするが垂直同期周波数が合わない。どうやらそう言うことのようだ。う〜ん、残念(^^;; でもiMacの内蔵モニターがサポートする垂直同期周波数をサポートするMacなんてあるんだろうか?

 某日

あれからいろいろ考えつつショップ(と言っても家電量販店のOAサプライコーナー)を物色していると、モニター切り替え器なるものを発見した。と言っても以前からあったのだろうが必要のない物なので気にも留めていなかったのだが。そのモニター切り替え機とは2台のパソコンを1台のモニターにスイッチ一つで交互に表示できる様にするものだ。Macでも使えるだろうかと見てみるがこれも何処にもMacのマの字も書いていない。でもコネクターがD-SUB15ピンとなっているのでMacでも使えるはずだ。これに6420とiMacからひっぱってきたディスプレーケーブルを繋ぎさらにそこから17インチへ接続すれば必要に応じてスイッチ一つでどちらのデスクトップも操作できるわけだ。この前ディスプレーケーブル延長コードもどきを買っているのでもう一本ディスプレーケーブルも一緒に買ってセッティングすれば使えるはずだ。でも今月はいろいろと出費がかさみ今はお預け(^^;; 来月には試してみたい。

 某

モニター切り替え器を調達してきた。ELECOM社のアナログディスプレイ切替器(DTSC-AN,4980円)とディスプレーケーブルだ。これでPF6420とiMacからひっぱってきたディスプレィケーブルを繋ぐ。今日調達してきた切り替え器の他にも幾つかあったがMacのD-SUB15ピンが繋げれるのはこれだけだった。これにはそれ程詳しく注意事項は書いていないが、他の切り替え器にはVGA(640×480)以外のモードにするとゴーストや色ずれが発生する場合がありますとあった。ドキッ!やはり途中に何か機器を挟むとそれだけ信号が劣化するということか? それを防ぐためになるだけ高品位のディスプレイケーブルを使うようにとの注意書きがある。でもそれは高いので極普通の1980円のケーブルを買ってきた(^^;; 早速セッテイング開始。6420のケーブルを切り替え器に繋ぎ、iMacは例のごとくひっくり返してモニターケーブルを外す。外したケーブルはぶらぶらしないようにテープで止めて、空いたコネクターに買ってきたケーブルを繋ぎそれを切り替え器にも繋ぐ。あとはモニターから出ているケーブルを切り替え器に繋いで終了。ただしiMacのおしりのカバーは外したままになるのでiMacのおしりが見える様な形で設置しているととてもカッコ悪いのだが、幸いうちはiMacの両脇はふさがれているので後ろは見えない。半面iMacのスタイルの良さを楽しめないのだが(^^;;。そしていよいよ電源ON。まずはiMacの方に切り替えている。起動音のあと程なくしてiMacのデスクトップが現れる。ん〜やっぱり広くて気持ち良い。それに画質の劣化も無いようだ。つぎに6420の方へ切り替えてみる。ちょっと間があって、何!?「OUT OF SCANIG RANGE」だ?どういうことだろう?いつまで経ってもそのままだ。多分iMacの垂直同期周波数と合ってないから表示されないと言うことだろう。6420のデスクトップが見えないのでキーボードのパワーキーを押して終了のダイアログが出たと思われるところでリターンキーを押して一度終了させた後、今度は6420に切り替えて起動する。iMacを17インチに接続すると各解像度で数種類づつの垂直同期周波数が選択可能となっている。その中で6420とマッチする解像度は1024×768,60MHzが最高だ。これが75MHzとかに変更すると「OUT OF SCANIG RANGE」になってしまうので気をつけなければいけない。ちなみにiMacだけだと最高1600×1200,60MHzまで表示できるが、やはり75MHzとかにすると表示できなくなってしまう。もちろんこの解像度だと文字は豆粒の様に小さくなってしまうがまだまだ判読は出来る。さすがトリニトロン管だが実用的ではない。この解像度ではグラフィック処理なんかの時に有効だろう。いずれにせよiMacの潜在能力には恐れ入る。ここで一つ気がついたことがある。それはiMacに外部ディスプレイを繋ぐと本体の電源ボタンがオレンジのまま変わらないということだ(^^;;。やはり内蔵ディスプレイに信号が行ってないのでLEDの部分はスリープ状態と認識しているということなのだろう。これでキーボードのオレンジに近い黄色に光っているパワーキーとマッチするようになった(^^;;。iMacに17インチを繋ぎ快適な作業環境を確保できたことによりこれからはiMacがメイン機になる。6420は外部入力&バックアップサーバーと言うわけだ。それに伴って、いずれiMacのメモリも増設しなければいけなくなると思うのでおしりのカバーを外したついでにメモリの入れ換えもしておいた。と言うのも予算の関係でメモリは64MBしか増設していなかった。実は最近分かったことなのだが、iMacのメモリは表と裏とで増設できるメモリのサイズが違うと言うことなのだが、私はそれはメモリスロットのサイズが違うと解釈していたのだが、実はメモリの高さ(iMacは水平に挿すので奥行き?)の制約のことだった。つまり裏には1.5インチ(約3.8cm)サイズまでとなっているが、それは垂直に立てたときの高さの事を言っていたのだ。私が増設した64MBは1.5インチ以下なのでつまり裏にも挿せるわけだ。で裏の32MBを表に挿しておくと今度128MBを増設するときはその32MBと入れ換えればいいというわけだ。もちろん現在販売されているiMac用128MBメモリはフルサイズの2インチ(約5cm)なので表にしか挿せない。裏の64MBと合わせて192MBとなる。1.5インチサイズの128MBも発売されるとは思うが(あるいはもう発売されているのか?)サイズの関係で高額になると思う。まあ現状は96MBでも間に合っているので、次回は128MB一本増設すれば充分だと思う。さらにメイン機として頻繁に使うようになると不便なのがリセットスイッチだ。ご存じのように右側のカバーを開けて小さな穴にピンを挿さなければならない。漢字Talk7.5.5以降随分安定してきたが、使うアプリケーションによってはシステムまで巻き添えにするのものがある。有名なところではMS製品だ。OfficeにしろIEにしろ起ち上げたとたんファインダーのメモリ使用量もいきなり増えてしまう。さらにIEなどのブラウザーはホームページの画像を多くキャッシュするためメモリ不足でいきなり落ちることが良くある。運が良ければファインダーに戻れるがそうでないことの方が多い。じゃあネスケはと言うと、こちらも結構不安定で同じ様なものだ。メモリをたくさん割り当てても落ちるときは落ちる(^^;;。そうするとうちの場合は右サイドのわずかな隙間に手を入れてカバーを開き殆ど手探りでリセットの穴にピンを入れなければならない。これではたまらない(^^;;。余談になるが私は最近ブラウザーはIEを愛用している。4.01になって随分と安定してきたし、何が便利ってファイルメニューの別名で保存で選択できるWEBアーカイブと言うのが気に入っている。現在のサイトをまるまるそのまんま一つのファイルとして保存してくれるからだ。オフラインの時に開いても完全な状態で再現してくれる。同じ様な機能で履歴もあるがこれはキャッシュが消えると使い物にならない(^^;;。それにWEBページを作った時のイメージが何故かネスケよりIEの方が殆ど意図した通りに表示してくれる。だから最近はもっぱらIEを使っている。話を戻すとそのリセットを手探りでも出来ないかと、画びょうを使って簡単なものを作った。これは大正解(^-^)V!(殆ど目に触れないが)見た目もいいでしょう。と言うことでいよいよiMacが主役になった。あとはMacOS8.5の到着を待つばかりだ。(98/10/31)

 某日 やっと来ました8.5

やっとMacOS8.5が届いた。もちろんiMac購入者特典の2,500円でのアップデートプログラムだ。受け付け開始の10月20日は案の定全然ファクスが流れない。翌21日にやっとファックス出来たんだけど待てど暮らせど一向に届く気配が無い。1週間くらい経つ頃にはウチには届いたよと言うメール(メーリングリストの)が続々と入ってくる。その中にまだ届かないと言うのもある。まあ申し込んだのが2日目だからそろそろかなあと待っていた。その間にも17日に通常版を購入した人達からのトラブルの報告も随分とある。今までのメジャー・バージョンアップ時には無かった位色々トラブルの話が出ている。やはり世界同時発売が祟っているのだろうか?確かに日本での発売日の発表は僅か2日前だった。多分ギリギリまで日本語ローカライズをやっていて何とか同時発売に間に合ったと言うことの様だ。それが証拠に見落としがあったのか発売後翌日には修正アップデータが配布されていた(^^;;。それにしても上書きインストールして調子悪くなったと言うのならまだしも、ハードディスクをフォーマットして全くのクリーン・インストールしても調子悪いと言う報告もある。そういう人はしょうがないから元の8.1なりに戻して使わざるを得ない。これは困ったものだ。もちろんスムーズにアップデート出来て新しいシステムを堪能している人達の方が多いとは思うが、それにしてもトラブルが多そうだ。ならば念のためにとパーテーションを切っておくことにした。幸いiMacのハードディスクは4GBもあるので、元の8.1用に1GB、新8.5用に1GB、他アプリやらデータ用に2GB割り当てることにする。ついでにPF6420の方も8.1用に1GB、8.5用に0.5GB、残り0.8GBをデータ用で切っておく。8.1はコンパチカードを使うためには絶対残しておかなければならない。多分8.5では完全に使えないと思うからだ。8.5用が0.5GBと言うのはちょっと心もとないが、仮想メモリを使うわけではないし、今やiMacがメイン機に昇格したから6420は周辺機器接続及びプリンターサーバーとして、あとコンパチカードのWin機としての役割だからそんなにシステムの容量も増えないと思うので大丈夫でしょう。さあ後は8.5の到着を待つばかりなのだが、なかなか届かない。さすがに10日ぐらいしてから問い合わせてみると、なんと受け付けられていないとのこと、ガ〜ン!である(^^;;。電話の向うのおねえさんと記入項目にミスが無いか確認していると、なんと捺印するのを忘れていたのが分かった(^^;;。最近は捺印が無いくらいだとそのまま受け付けるらしいのだが、申し込み当初は完璧じゃないものはすべて跳ねられていたらしい。どうりで届かない訳だ。こんな事ならもっと早く確認すれば良かったf(^^;)。で、改めて申し込んだのだがその時特別のファックス番号を教えてくれた。私みたいな再申し込み者用の番号のようだ。それから数日後やっと届きました。なんだか怪しげなクッション入りの茶色の封筒に入った8.5が。これも事前にML(メーリング・リスト)の情報で知っていたがいざ届いてみると、なんだかなあ〜って感じで、まっ2,500円だからしょうがないか(^^;;;;; でも中身を見ると本当にマニュアルらしき物は何も無い。ことえりの見開き裏表併せて8ページのクイックリファレンス(本当にクイックだわ(^^;;)と8.5の総ページ29ページのインストールマニュアル、それに使用許諾書と購入証明クーポンが入っているのみ。iMacもそうだったがOSそのものやMacそのもの使い方(操作)はMacを起ち上げたあと、ハードディスクにあるファイルをダブルクリックで開いて読んでくださいと言うことなのだが、果たしてiMacで全くのパソコン初めての人がこれで分かるのだろうか? やはり最低限の8.5の新機能や使い方のマニュアル位は入れて欲しかった。8.0をアップグレードで申し込んだときはちゃんと箱に入っていたしマニュアル類ももう少しマシだった。私が初めて買ったMacのPowerBook150には、アニメ形式でMacの操作を教えてくれるマッキントッシュガイドと言うファイルがあった。これはマウスの動かし方からクリックやダブルクリックの仕方、ドラッグ&ドロップの仕方、更にはファイルの開き方、削除の仕方、保存の仕方まで簡潔に分かりやすく構成されていて、アニメーションの指示どうり同じように操作していけば自然にMacというパソコンの操作を理解できた優れ物だった。いつの頃からかマッキントッシュガイドはなくなり、パフォーマシリーズにはガイドのビデオテープやCD-ROMは付いていたようだがiMacにはそんな物は付いていないので、今さらながら果たしてパソコン初心者がiMacを充分に使いこなせているのか疑問だ。それに今回の8.5のアップグレードの件もDMが来ていないので、インターネットをやっていない人、Macの雑誌を購読していない人、周りにMacに詳しい人がいない人なんかは多分知らないと思う。果たしてその様なサポートでいいのだろうかと疑問に思った。少々グチっぽくなったが、話を戻して8.5のインストールだ。CD-ROMをセットして、Cキーを押しながら再起動。程なくデスクトップにインストーラーが現れる。一応念の為にお読みくださいに目を通して、インストーラーをダブルクリックするとインストール作業が始まる。8.5用にパーテーションを切っておいたディスクを指定して、標準インストールで開始! えっ!? 作業終了までの時間が出ているが後10数分で終わる? そんなに早く終わっちゃうの?? いくら24倍速CD-ROMでハードディスクのアクセスも速いと言っても、ウッソ〜、ホント〜、ヤッダ〜、である(^^;;。でも本当に10数分で終了した(^^;;。いやはや信じられない。6420に8倍速CD-ROMで8.0をインストールした時は3、40分はかかったと思う。さらに漢字トーク7.5のフロッピー版をパワーブックにインストールする場合は小一時間もかかる。なのに、いかにCD-ROMが速いとは云え8.5のインストールは速すぎる。本当にちゃんとインストールされているのか不安になってしまったが、もちろん完璧にインストールされていたf(^^;)。8.5はパワーPCネイティブの初めてのシステムなので、インストーラーもPPCネイティブになっているのか?これならしょっちゅうインストールし直してもたいして時間がかからない。もっとも最近はシステムが極めて安定しているので殆どそういう事は無くなったがf(^^;)。で新しいシステム8.5だが、幸いに(って言うのもおかしな話だが(^^;;)iMacは無事動作している。動作していて当たり前だが、前述したようにあまりにもトラブルの報告が多いものだから内心不安だった。でもPPCネイティブになってすべての作業が速くなったと云う事だが、あまり感じられない。ネットワークも速くなったらしいのだが、試しにイーサーネット経由で約200MBのフォルダをMOにコピーしてみても速くなったと云う印象が無い。むしろ8.1で導入していたSpeedDoublerのFastCopyの方が速かったような気がする。雑誌には「これでもうスピダブは使わなくてもいい」なんて書いていたものもあったが、やはり提灯記事だったのか?あと確かに検索は速くなった。今回のバージョンアップの目玉、新しい検索エンジンを搭載した「シャーロック」だ。何しろ8.5発売の当日深夜の秋葉原でアップルの原田社長が「シャーロック」に引っ掛けてシャーロック・ホームズのいでたちで現れて各ショップを回ったくらいだから(^^;;その力の入れ様は分かるというものだ。なにしろローカルディスクの検索は事前に索引を作っておいてそれを検索するわけだからかなり速い。あっと言う間に検索される。そして「シャーロック」の一番の売りがインターネット検索だ。今までのように検索する単語はもちろん、自然な話し言葉などを入力して検索すると自動的に各サーチサイト(Altavista、Excite、ifnfoseek、Lycos)を巡回し該当するホームページの在り処を教えてくれる。ただし事前に各サーチサイト対応のプラグインが必要なのだが、これは今後増えることだろう。後は特に8.5にして良かったと言う部分は今のところ感じられない(^^;;。あっ、そうそう、ひとつ収穫だったのがSOFT Windows4.0がそのまま使えたことだ(^^;;。SOFT Windowsの最新バージョンは5.0でもうじきWindows98対応版が出る(もう出たかな?)位なので、正直4.0が使えるかどうか五分五分かなと思っていたのだが今のところなんの問題もなく使えている。むしろ起ち上げが速くなったような気がする。もっともOfficeなどのまともなソフトは入れていない。まともなソフトと云えばネスケ位なものだ。あとはオンラインソフトのゲームくらいなものなので、本当に実用に絶えられるかは定かじゃないが、どうやら大丈夫そうだ。MacOS8.5を発表したときApple(Steve Jobs)のキャッチコピーが「$99で新しいMacがあなたのもとへ」だったが、今のところそんなオーバーな(^^;;と言うのが正直な感想だ。(98/11/15)
 
ご意見は菊池(norioh@air.linkclub.or.jp)まで

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