HDD換装などのためにはボディーをバラさなければなりませんが、はっきり言ってかなり難易度が高いしネジの種類が多くて大変です。ネジの位置や種類を書き留めながら作業することをお奨めします。今回、私自身ネジを1個余しました(^^;;
多分、問題ないとは思いますが、次回HDDを換装するときに取り付けます(笑)
※ 25枚の画像で結構詳細に解説していますので少々重いです(^^;;
まずはバッテリーを外した後、キーボードを開き、キーボードのフィルムケーブルとトラックパッドのフィルムケーブルを外します。画像には写っていませんが、スピーカーケーブルを外すのもお忘れなく。
この時点で増設メモリも外しておくと良いでしょうひっくり返して○の6個のT-8トルクスネジを外します。
奥の2本と手前の4本はネジの長さが違いますので注意して下さい。
CDドライブに隠れているプラスネジも外して下さい。ウラの7本のネジを外したら上面のパネルを外しますが、ご覧の位置から矢印のように力を加えてツメを外します。これは結構硬いですから慎重にかつ大胆に外して下さい。
この様に外れたら、手前の方のツメも外していきます。
ツメが外れにくい時は、下部ボディーを外側へ開く感じで外してゆきます。
このままさらにトラックパッド付近まで外し、右側も同じように外してゆきます。一通り外れたと思っても、CDドライブ側に一ヶ所やっかいなツメがあります。
分かりずらいでしょうけど、最後は水平にちょっと手前にひけば全てのツメが外れます。これで上部パネルが外れたワケですが、HDDを換装するのなら、左サイドの金属シールドだけを外せるように設計してくれれば楽なのに(^^;;
この時点でボディー側は軽くなっているので、液晶側の重みでひっくり返らないように注意して下さい。ちなみに外した上部パネルの裏にも金属シールドが装着されています。これを外せばmoreスケルトンになるんだけど、○の位置にボディーのピンをカシメている箇所があり、ソコを壊さないと外せません。
さて、マザーボードを覆っている金属製のシールドを外すわけですが、その前にヒンジの下辺りにあるモデムを覆っている柔らかいシールドを外します。まず手前の2個のネジを外します。
柔らかいシールドは両面テープでとめられているので、丁寧に剥がします。
手前側を全て剥がすとネジがありますのでそれを外します。奥の方は剥がさずにめくっておくだけで大丈夫です。
ネジを外したらモデムカードを外します。
その後、左側にあるコネクターを外します。次に液晶パネルを外します。とにかくここまでしないとマザーボードを覆っている金属シールドが外れないのです。
この辺はComet(PB2400c)と同じくらい手間がかかります。
まず、液晶側から来ている左右二つのコネクタを外します。左側のコネクタは固いのでゆっくり丁寧に外して下さい。さらにプラスチックのハンドルカバーのところにある小さめの3っつのネジを外します。
最後に液晶パネルのヒンジを固定している左右2個のネジを外しますが、その前にAirMacアンテナのケーブルをとめているうす茶色のテープからケーブルを外しておきます。ここでネジを緩めると液晶パネル部分はフリーになるので支えながら緩めて下さい。
これでボディー下部だけになりました。
金属パネルを外す前の最後の作業がCDドライブを外すことです。まずコネクターを外し、左側にある六角のネジを外します。そして手前にある2箇所のツメを外し、
この様に持ち上げて手前にひけばCDドライブは外れます。
いよいよ金属シールドを外すために○の6箇所のネジを外します。それぞれネジの種類が違ってたりしますので、メモっておくことをお奨めします。
ネジを外したあとは右側から剥いでやると簡単に外れます。
あとはマザーボードを眺めたり、CPUを眺めたり、お好きなように(^^;;
HDDを換装する場合は、コネクターを外し3箇所の六角ネジを外せば簡単に外れます。(左)
その後、HDDのフィルムケーブルを外して、新しいHDDに付け替えて戻せばオッケーです。(左下)
ちなみにHDDを覆っている金属ガードの厚みより厚いHDDは装着できません。ま、最近売っているごく普通のヤツなら大丈夫でしょうが、Mac系ショップで買うときはiBookで使いますと言えば問題ありません。バルク品やDOS/V系ショップで買うときは厚み9.5mm以下のモノを購入して下さい。(下)これがIBM製の新しいG3チップ、PPC750CXです。
この中に256KBのセカンドキャッシュが内蔵されているので、低消費電力と高速化が実現されているわけですね。最後に、ここまで外したネジたちです。
10種類、35個のネジです(^^;;
先端にはユルミ止めが施されています。道具は定番のT-8トルクスドライバとプラスドライバが必須です。他にボックスレンチがあればベストだけど無ければペンチで代用できます。あとはあれば便利な道具達です。一番手前のノギスはネジの長さを測るのに使いました。
組み立ては逆の順序で行えば良いわけですが、くれぐれもネジを余さないように(笑) 2000/11/23