バード電子、インタークーラーGTX極私的インプレッション

2001/04

バード電子初のプロデザイナー中林鉄太郎作です。
デザインもさることながら、ファンスピードを二段階に切り替えられたりと使い勝手も向上しています。
もちろん冷却効率も良く、G4爆裂モードでも程良く冷やしてくれます。

背面パネルには5V給電コネクタや4ピン6ピンUSBコネクタとファンスピード切り替えスイッチ等があり、ノートPCのUSB端子とを付属のカールコードで接続します。

で、実際にどの程度の冷却効果があるか実験してみました。まず、キーボードを開けてヒートシンクの隙間にデジタル温度計のセンサーを差し込み、最もCPUに負荷のかかる作業の一つのDVD再生でテストしてみました。この時の室温は約20度、DVDのタイトルは、スティーブマックイーンの「ブリット」で、PB G4の15インチワードスクリーンで、あの有名なカーチェイスシーンを堪能できます。

しばらく再生しているとジワジワと温度が上がってゆき、65度位が最高になりました。
そこでまずファンスピードをLowにすると今度はジワジワと温度が下がり始めて57.7度位で安定しました。
今度はファンスピードをHighに切り替えるとさらに下がり56度位になりましたが、まだもう少し下がりそうな気配でした。室温も上がる夏場にはさらに威力を発揮することでしょう。