SONNET HARMOi G3/500極私的インプレッション

2002/4

Rev.A〜DまでのiMac(CDドライブがトレータイプ)を高速にし、しかもFireWireポートまで増設しちゃうと言う、一粒で二度美味しいアップグレードカードに換装しました。500MHzで市場価格4万円前後を高いと思うかどうかはあなた次第です(^^;;

Mac OS 9ともちろんXにも対応しています。付属のCDにはiMacのROMデータを吸い出して、また戻してくれるユーティリティーが入ってます。これによって個人が著作権に抵触することなくアップグレード出来るわけです。

私は輸入盤を購入したのでもちろんマニュアルは英語です。でも画像入りで解説されていますので、問題なく作業を進めることが出来ました。ただ一点注意する事はマザーボードユニットを引き出す前に付属CDのROMデータを吸い出すユーティリティーをインストールしておくことです。

G3カード本体とFireWireポートの付いたカードです。それらはこの様に接続されます。

G3チップはIBMの750CXEが搭載されています。
このチップは発熱量が少ないタイプなので、内蔵ファンを低回転のものに代えるか、外してしまっても問題ないかも知れません。(画像上右)

カード裏面。(画像上左)
コネクタの右隣にあるチップがFireWireコントロールチップと思われます。
その拡大画像(画像右)
LUCENT FW323-04チップ
    ↑↑つまりFireWireの略(^^;;?

さていよいよ換装します。
ロジックユニットの引き出し方はiMac徹底開腹をご覧下さい。

まずロジックユニットを引き出して、CPUカードをガードし
ている金属パネルを外します。

 その後、ヒートシンクを押さえている板バネを外し、ヒート 
 シンクも外します。

次に赤矢印の様にツメを開いて増設メモリを外します。
緑の矢印はリセットスイッチです。最後、ユニットを戻す
ときに押します。

 次にオシリの方からこの様に持ち上げてカードを外します。
 初め気が付きませんでしたが、ちゃんと外すための工具?
 が付属していました(^^;;。ちなみに私は定規を使いました。

そして新しいカードを装着し、メモリも戻します。
次にポートパネルを交換します。
矢印の二ヶ所のネジを取れば簡単に交換できます。

ちなみに元のパネルと付属のパネルを比べると微妙に色合いも違いますが、
オリジナルの模様は浮き上がったように見えるのが、付属のパネルの模様
は柄が同じだけで立体的には見えません(^^;;

 さてCPUガードを戻したらFireWireポートを取り付けるため
 に矢印のネジを外します。

そして付属の六角ネジを取り付けます。

 FireWireポートを接続する端子はガードの穴から見えます。
 つまりここに接続するわけです。
 よく考えられてます。

FireWireポートカードを接続したら三ヶ所でネジ止めします。

 次にマザーボード側の電源コネクタを外して分岐コネクタを
 取り付けます。

そして分岐された電源ケーブルを矢印の位置に繋ぎます。
これでバスパワーが可能となるわけです。
完成!
なんの違和感もなくCPUが500MHzに。
そしてFireWireポートも付きました。
で、どくらい快適になったかというと・・・・
レポートはもう少しお待ち下さい(^^;;