手持ちのパーツでADBポートを自作しました


この改造はTak.さんがiMac発売直後から、基盤上にADBポートの痕跡を発見していて実際に失われたADBポートを復活させていました。ただし基盤上に取りつけるためのミニDIN4ピンコネクターとADB機器を挿すコネクター。さらにそれらを繋げる延長コード、100Ωのチップ抵抗2ヶ、500mAのチョーク、1Aのチップヒューズなどのパーツが必要なのだが地方都市(函館)ではそれらのパーツは殆ど入手困難なのでしばらくどうしようかためらっていた。一時は真剣に秋葉原まで買い出しに行こうかとも思ったくらいだった(笑)。仕方なくiMate(USB-ADB変換コネクター)を購入したものの、案の定一番使いたかったジョイスティックが使えなかったので今回の改造に踏み切りました。人間本当に困ったときには知恵が働くもので、手もとにあったADB切り替え器からパーツを調達できる事に気がついたのでした・・・・
なお、ここではTak.さんに敬意を評しあまり詳しく解説はしません。またこれを見て自身の無い方はチャレンジしない方が無難です。事実今回はチョットした配線ミスで一時起動しなくなって青くなりました(笑)

これがADB切り替え器。これにはADB機器を挿すために3つのポートが用意されていて、このポートがそのまんまiMacのロジックボード上で使えるのではとひらめいた訳です。

で、分解してみると思った通り小さな基盤に取りつけられているのを確認。これを外してiMacのボード上へ移植すればいいわけだ。それと同時に緑の小粒のLEDもゲット! これはまた何処かを光らせるときに使えるゾっと(笑)

統一規格で作られているので当たり前なのだがf(^^; 見事iMacの基盤上J2のパターンにピッタリと収まった。あとはコネクタの後ろの所定の位置にチップ抵抗などを取りつければいいわけだ。
基盤表のL1:チョーク500mA L2:抵抗100Ω L3:抵抗100Ω L4:チョーク500mA
基盤裏のF3:ヒューズ1mA
これらのパーツで抵抗100ΩだけはジャンクのLBから調達できたが、チョーク500mAとヒューズ1mAが調達できなかったので、今回はジャンパー線で代用した。ヒューズ代用のジャンパー線はリード線のより線の一本を使いました。一応過電流が流れると切れるはずです。多分(^^;;;;;;

次に問題だったのが、基盤上のコネクタとADB機器を挿す外部コネクターを結ぶ延長コードでした。これも思案の末結局切り替え器からもう一つコネクタを外し、それを外部コネクターとし基盤上のコネクターにさすオスのコネクターは切り替え器のオスコネクターをバラして切り詰めて、線を付け直して作りました。この時配線をミスった訳ですf(^^;

あとはオスコネクタを基盤のメスコネクタに挿し、外部コネクタをプラ板で自作したポートカバーに取りつけて完成となる訳です。ちなみに外部ポートは本来基盤に取りつけるためにネジ止めが出来ないのでプラ板のポートカバーへはゼリー状瞬間接着剤で取りつけましたf(^^; 一応ガッチリ付いてるようですがあまり無理は出来ません(^^;; まあこれで無事ADB機器が使える様になったわけですが、残念ながらピピン用コントローラーは相変わらずキーアサインが出来ませんでした。これはシステムがサポートしていないのでしょうが無いんですけどね(笑)


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