発売当日と翌日の様子です。

 98年8月29日 iMac発売、世紀の一瞬。

iMac発売の日。札幌T-zoneでの歴史的瞬間の発売イベントに立ち会うべく、午前8時半函館出発。地元のOAシステムプラザでも購入できるようになったのだが、ここはやっぱり札幌でしょう! と言うことで道中薄曇りながらも、不景気の影響かレジャーぐるま少なく順調に走行。途中、長万部(ここでクイズです。さてこの長万部と書いてなんと読むでしょう?答えはこちら)にて給油。ここまで2時間予定どうり。ここから先、急ぐときは高速に乗るが今日のペースなら30分位の差で到着予定。高速に乗らず37号を中山峠めざす。高速に乗っても30分早く着くために4400円はもったいない。札幌市内真駒内走行中、今回のイベントを一緒に盛り上がる約束をしていた村上氏から電話が入る。彼も何とか仕事を切り上げ1時ごろに着く模様。私も午後1時すぎ予定より早く村上氏の待つT-zone駐車場に入る。函館より約250km、4時間半。
早速村上氏と会場の様子を探るが、看板を掲げたり中継のセッティングなど準備の真っ最中。店は一旦閉めて発売開始の3時のカウントダウン後から再度開店。整理券を配っていたスタッフに話を聞くと、すでに約100名位に配布済みとのこと。本日の入荷数を聞くと200台との事。事前予約と整理券を合わせても完売は間違いないとの事。 
 ※その後の情報によると当日は1000人が並び、土日で350台入荷し完売したようだ。
まだ時間があるのでラーメン屋にて昼食。実は村上氏とは初めての顔合わせ。当サイトを見ていた村上氏からメールが来て一緒に盛り上がりませんかとのお誘いで合流することになった。ラーメンをすすりながらMac談義に花が咲く。2時を回った頃会場へ戻ってみると人がだいぶ集まってきている。衛星中継のスタッフと思われる人達、T-zoneのスタッフ、アップルの社員?らが慌ただしく準備をしている。一般のお客は東京会場の様子を映しているモニターの周りにたむろしている。我々は一旦外に出て記念写真を撮ったり一服したり、その間村上氏の携帯が鳴る。どうやら職場からの問い合わせらしい。最悪職場へ戻らなければいけないかもしれないらしいが、少々無視を決め込むらしい。そうこうしているうちに会場脇の通路に並び始めたので我々も慌てて並んだが前には既に100名くらい並んでいる。その前方にはモニターがあるが見えない(^^;; これではカウントダウンも盛り上がれない(^^;; なにやらスタッフがカウントダウンの時はどうたら、こうたら、と言ってるがいまいち盛り上がりそうにない。村上氏の話だとウィンドウズ95の時も並びに来たらしいが(どうやらお祭り騒ぎが好きみたい(^^;;)北海道の人間はシャイなのかいまいち盛り上がらなかった様だ。そこへ隣のヨドバシカメラで働いている佐藤氏が様子を見にやって来た。実は彼もiMacを買おうかどうか悩んでいた一人だった。数カ月前事情があってパフォーマ588を手放し次のMacを物色している最中にiMacが発表されて真剣に悩んでいた。と言うのも多くの買い換えユーザーがそうだったように既存のプリンターやスキャナーをどうするかと言うことでだ。結局彼は既存の周辺機器を活かすべくiMacとほとんど変わらない値段でパワーマック4400+17インチモニターを購入したようだ。でも当然iMacは気になる訳でちょうどとれた昼休みの時間に偵察に来たというわけだ。前の方では衛星中継で東京とのやりとりが続いている。誰かがインタビューを受けてるようだがこちらの方には様子が見えない。更に後ろだと完全にシラけているのでは・・・・そんなこんなでいよいよ3時が近づいてきた。でも狭い通路に2列で並んだままではどうも盛り上がらない(^^;; 盛り上がりたかった村上氏には悪いことをした。私がまだ早いからと一旦外へ出たばっかりに(^^;;;;;;
そしてカウントダウン! じゅう、きゅう、はち・・・・よん、さん、にい、いち!一応口に出してカウントダウンはしたものの中途半端(T_T) パーン、パパーン、パーン!!前方数十人がスタッフから渡されていたクラッカーを一斉にならす。我々の元には無い。せめてクラッカーぐらいはもっと用意しても良かったような気がする。店内の混乱を避けるため30人位づつ順番に入店し始めた。3回目くらいでいよいよ我々の順番が来た。店内に入るとiMacの箱で四方に壁が出来ていた。おお!その中にiMacが5台!! 初めて目にする実物iMac!!! うわずる気持ちを押さえつつiMacを眺めてみる。興奮してたのか、う〜んよく覚えてない(^^;; その中に20周年記念「スパルタカス」も展示してたが誰も興味を示さない。やはり今日の主役はiMac。店内の様子を撮影しつつiMacも触りつつ支払いのためにカウンターに並ぶ。入店規制をしていたので店内はゆったりとしているもののiMacは常に数人が取り囲んでいる。カウンターも常に十名位が並んでいる感じだ。現金払いの人とカード払いの人とに別れて並んでいるがカード払いの方が多い。やはり夏休みでお金を使ったから少しでも支払いを先に延ばしたいと言うことなのか等と思っていたら、イーサーカードを買うのを忘れていた。一旦列を離れてCS-][用のイーサーカードとクロスケーブルを持って再び列に並ぶ。村上氏は既に現金で支払を済ませ展示してあるiMacを触っている。私の番だ。カードを出してリボ払いで手続きする。実を言うと今回私はiMacを買える立場ではないのだ(^^;;。と言うのもたまたま懐具合が温かかった昨年暮れに3回も「やっても〜た!」をしているのだ。その一。Webで行われている中古パソコンオークションで落札したPB180C。私のFirst MacがPB150と言うこともあってあのシリーズの筐体とトラックボールが好きで、いずれカラーのPB180Cを手に入れたいと思っていたのが丁度手ごろな値段(と言ってもiMacの1/4位)だったので思わず入札したら落してしまった。でもメモリ12MB、HDD500に増設済みだったのでなかなか良い買い物だったと思う(と自分に言い聞かせている(^^;;)。それにPB150から288モデムを移植してお出かけMac&カウチMacで活躍している(と更に自分を納得させている(^^;;)。続いてその二。たまたま行った家電量販店でなんと出て間もないエプソンのプリンターPM-750Cが44,800円!この値段は秋葉価格と比べても遜色無し!思わず買ってしまいました(^^;;。今までのColorStyleWriter2400と比べると雲泥の差!う〜ん、さすが写真高画質!! 最後の3つ目。来春高校に入学する甥っ子のために(もちろん中古の)Macをプレゼントする約束をしていたので物色していたところ、Performa6420のリファービッシュ(初期不良品の再生品)が、な、な、なんと108,000円!! (その時のメイン機の)PM6200から2年ぶりの買い換えだし、これを自分が使いPM6200を甥っ子にプレゼントすれば全て丸く収まるし、っと都合の良い解釈をして6420を購入(^^;;。
#ちなみにその後15インチモニターも一緒にプレゼントしたので17インチも買ってしまった(^^;;
でも新品のG3DT233を買うよりも安く、本体・モニター・プリンターをグレードアップ出来たので納得。と思ったのも束の間のiMacの発表!で結局iMacも買ってしまったわけで、昨年暮から9カ月で中古も含むとは言え3台もMacを買ってしまった訳です。
#ジョブズちゃん、頼むからもう魅惑的なMacを出さないでね(^^;;。
だいぶ話が脱線してしまったが、支払いを済ませ店の奥に設けられたiMac受渡場所に行ってスタッフに伝票を渡すとそこにiMacが積んでいるにも関わらず奥の部屋から違うiMacを持ってきて「はい64MB増設のヤツです」と言ったので「え!メモリは自分で増設するからノーマルのヤツですよ」と言ったら「あ、そうですか」と伝票を見ながらまた奥の部屋に行き、今度はメモリの箱を持ってきて「じゃあ、こちらが64MBメモリです」とスタッフ。一瞬、しかとしてメモリを受け取ろうかなとも思ったが(^^;;残念ながらiMacはメモリスロットのサイズが違うので無駄になると思い「いや、メモリはもう貰ってます」と言ったら、スタッフは訳の分からない顔をしながらノーマルのiMacを差し出した。さらに隣でも村上氏が同じ様な状態になっていた。村上氏は128MB増設済みのiMacを頼みたかった様なのだが、カウンターで「128MBメモリだけは有るが、128MB増設済みiMacは無くなった」と言われて私と同じようにメモリを受け取り、後はノーマルのiMacを貰えば良かったのだが何故か128MB増設済みiMacが出てきて知らずに保証書を書き終えたときにスタッフが気が着いたものの既に保証書は記入済み。で結局取りつけ費用の3,000円はサービスと言うことで増設済みiMacを受け取った次第。たいして混雑していたわけでもないのにスタッフも相当混乱していたようで、多分当日は伝票と在庫がだいぶ合わなかったんじゃないかなあと他人事ながら心配しつつ駐車場まで運んでもらいました。 #スタッフの皆さんご苦労さまでした(^^;;
私はホンダの「オルティア」なので後部スペースにゆったりと収まり念のためにネットでしっかりと固定したが、村上氏の車は普通のセダンなので助手席になんとか収めて貰ってました。この後予定では村上氏の家でiMacを開梱しながら盛り上がるはずだったのが再三の呼び出しで急きょ職場へ戻ることになり残念ながらオフ会は無くなったので私も速攻で函館へ戻ることに。途中食事をし午後9時すぎ帰宅。中二階の私の城の屋根裏部屋に運び込みすぐにでも開けて見たいところをぐっとこらえ、ホームページに開梱の様子をアップするため明日自然光を利用して撮影するので我慢(^^;;。私のデジカメはあの名機!?カシオ・QV-10A(by25万画素)なので光量が充分に無いと綺麗に写らないんです。10時から「ブロードキャスター」をチェック。今日のiMac発売の模様をやるかと思ったが、結局無し(^^;;。他のニュース番組でも一切取り上げていなかった(多分)。まあ今日の、今日だから間に合わなかったんだろうと言うことで明日以降に期待。と言うことでiMacの箱を眺めつつ明日への思いを胸に(^^;;就寝。

 98年8月30日 開梱の儀式

いよいよ今日はiMacとの御対面だ。外は快晴で差し込む朝日の眩しさのせいか心なしかいつもの日曜日より早く起きてしまった。いつもの日曜日のようにまずはコーヒーを飲みながら新聞に目を通し、「サンデーモーニング」を観る。昨夜の「ブロードキャスター」ではiMac発売の模様をやらなかったので、こちらではやるでしょうと期待していたら結局無し。考えてみたら両番組ともTBS系列だった。ん〜ん、明日の「ニュースステーション」はやるんだろうな等と思いながらコーヒーを飲み干しそそくさと2階へ。早速iMacとの御対面を始める。まずは改めてじっくりと箱を眺める。綺麗だ。箱までもiMacのコンセプトが隅々まで考えられているのだろう。私が今まで購入したMacでも一番の出来ではないだろうか?PB150とLC630とPM6200は段ボールに単色刷の印刷があっただけ。PF6420はカラー印刷されていたもののさして感激するものではなかった。でもこのiMacの箱は客観的に見てもなかなか訴えかけてくるものがある。箱だけ見ていても幸せになるようなそんな感じだ。さてフタを止めている透明なテープを慎重に切り開けてみた。まず付属品が入っている薄めの箱だがこちらも綺麗にカラー印刷が施されている。その中には各種説明書とマウスやケーブル類。もう一つ別の箱の中にキーボードが入っている。その付属品の箱を出すとiMac上部をパッキングしてあるあのちゃぶ台にもなるという発泡スチロールが見えその穴からiMacがビニールに包まれて箱から開放されるのを待っていた。ビニール袋を止めているシールを切り、口を広げるとプーンとiMacの匂いが拡がってきた。筐体の材質が今までのABS樹脂と違いポリカーボネイトに変わったせいかiMac独特の匂いのような気がする。これも今まで初めてMacの箱を開けたときとは違う感激を味合わせてくれた。左手をビニール袋に滑り込ませモニターの下に入れ、右手で取っ手を持ち慎重に箱から出す。18キロはさすがに重い。柔らかな日ざしが差し込んでいるカーペットの上にそうっと置いてみた。う〜ん、綺麗だ。なんともいえない独特の雰囲気がある。あれ?正面のアイスの部分がグレーだぞ!? 写真とか見る限り限りなく白に見えたんだけど・・・そう言えば昨日T-zoneに展示してあったのもグレーぽかったけど、室内でしかも例の下が光っている展示台にのっかっていたからかあんまり気にならなかったけど、ごく普通の状態で見るとかなりグレーなのにはちょっとがっかり(^^;;。気を取り直して改めて細部を眺めてみる。ボンダイブルーからすけて見える部分はモニターの後部のはずなんだけど、中が上手くカバーされていて余計なモノが見えず、その金属と思われるカバーが光に反射して綺麗だ。下部アイスの部分もグレーの内部シャーシが透けて見える程度。上部にある放熱用スリットとその後ろにある取っ手がかなりアクセントになっている。さらにアクセントになっているのがおしりの部分とモニター上部にあるiMacで初めて採用されたボンダイブルーのアップルのロゴマーク。そして正面左右のスピーカーグリルとその間にあるCD-ROM取り出しボタンと本体を傾斜させるスタンドのボンダイブルー。本体のボンダイブルーとアイスは梨地仕上げ(ちょっとザラザラしている艶消し仕上げ)だが、これらのパーツは全て光沢のある表面加工が施されていてアクセントとともに高級感を醸し出している部分だと思う。さて今度はマウスとキーボードだ。マウスは本当にまん丸で無意識に握ったときの方向性が気になる。大きさはちょっと小さいかなと思うが子供が使うとなればこの位がちょうど良いかもしれない。こちらもボンダイブルーとアイスでまとめられていてうっすらと中の基盤が見える。なかなかカワイイ感じだ。キーボードも下半分がボンダイブルーでキートップの周りがアイス。しかも本体正面と同様にストライプのデザインが施されている。キートップは限りなく黒に近いスケルトン(本体と同じくトランスルーセントというのだろうか?)でcaps lockがグリーンに光るようになっている。今までの純正キーボード殆ど変わらないサイズでフルキーの拡張キーボードだ。その分押しづらいキーがありそうだ。裏を見るとここには白の結構大きめのアップルロゴマークが印刷してある。そしてU字型の傾斜スタンドがある。マウス、キーボードともMacでは始めてのUSB接続となりスケルトンのケーブルの先には見慣れないUSBコネクターが付いている。なんとこのコネクターまでスケルトンなのだ。中を通っているコード類はシルバーの皮膜で覆われているようでシルバーのコードしか見えない。そして本体へ繋ぐACコードもスケルトンだ。こちらも両プラグともスケルトンでしかも中のコードがカラフルになっているのが分かる。なんという凝りようだ(^^;;。でもなぜか付属の電話線は味気のないグレーのごく普通のタイプ???よく分からない(^^;;。と、ここまでいろいろ観察しながら写真を撮ってきたが、いよいよ起動してみることにする。自分の部屋に持ち込んではたと困った。まだiMacを置く場所を確保していなかった。考えてはいたのだがまだ片づけていないので、とりあえずガラステーブルの上に置くことにしたがそのガラスの厚みが5ミリ位しかなくちょっと不安。端の方にそおっと置いてみるとなんとか大丈夫そう。これ以上荷重をかけるとやばそうなので気をつけねば(^^;;。iMacは下部に4っつのポッチの様な足がありディスプレー面から20数cmの奥行きがあればおしりがはみ出しても置けるので狭いガラステーブルの上においてのキーボードを置くスペースがある。ガラステーブルからおしりを出してのっかているiMacもまた愛敬がある。これが今までのパソコンなら後ろが丸見えな状態ではあまり格好良くかったがiMacの場合むしろおしりは見せたいくらいキュートだ(^^;;。さてセットアップも終わり(と言ってもACコード、電話線、キーボード、マウスの各々のケーブルを各々のところに差し込むだけなんだけど)電源スィッチを押す。ジャ〜ン!現行G3機よりも半音低いと言われている起動音がなって起ち上がる。殆どすぐにハッピーMacが!えっ!!立体になっている!?PF6420はOS8.1だけど昔ながらの線画のハッピーMacなのに、iMac専用システムはこうなってるの??最近の新型機はみんなこうなってんのかな?などどと思ってるうちにアイコンパレードが始まった。G3のアイコンパレードは走るよ、って聞いてたけどちょっと早いかなって感じで程なくデスクトップ画面になる。自動的にMacOS設定アシスタントが起ち上がり色々聞いてくる。もちろん誕生日の設定も忘れずに。でも今年の誕生日は2カ月程前に終わってるのでiMacからの祝福は来年までお預けだ(^^;;。とここまでは本当に数分で設定が終わった。確かに起動時間は早いような気がするので、今度は時間を計りながら再起動してみると、なんと30数秒で起ち上がった!こ、これは早い。いかにメモリ32MBシステムもノーマルとは言え早い!!さすがG3パワーだ。ディスプレーもシャドウマスクの割りには綺麗だしシャープだと思うがトリニトロン管と比べるとさすがに見劣りがする。むしろ以前使っていたApple純正15インチ(シャドーマスク)の方が綺麗だったような気がする。特にしばらくiMacで作業しトリニトロン管に戻るとなんと今話題の平面ディスプレーに見えてしまう(^^;;、その逆だとす〜んごく湾曲しているのが気になってしまう。ま、あとは慣れの問題かな?ここでLANの準備に取りかかる。昨日一緒に買ってきたPF6420,CS-][用イーサーカードを増設しiMacと繋ぐ。PF6420はすでにPB180cとフォーンネットで繋いでいるので設定は終わっている。iMacの方を単独ユーザー仕様で簡単に設定してセレクタからアップルシェアをクリックすると程なくPF6420のアイコンが現れたイーサーネット接続完了!まずはPF6420の初期設定フォルダをそっくりiMacにコピーして入れ換える。さすがフォーンネットよりは数段早い。次にFreePPP関係のファイルをコピー、そして再起動。これで無事iMacのインターネット環境もでき上がったわけだ。ずうっとFreePPPを愛用してきているのでこれが一番。後日判明したのだがこれが大正解のようだった。早速IEを立ち上げインターネットに繋いでみる。初期設定フォルダをそっくり持ってきているのでFreePPPメニューからクリック一発で電話をかけ始めた。ただダイヤルスピードが10Pの様でちょっと遅い。これの設定は変更できないようだ。56Kbpsモデムの実力の程は?と楽しみに待っていると、ん?今までの33.6Kbpsモデムと変わらないような??? 後日調べたら私がメインで使用しているプロバイーダーのODNはまだv90に対応していなかった(^^;;。結局33.6モデムと変わらないわけだ、残念。でもG3の実力かIEの表示が早いようだ。これは快適快適。一通り試してみて一度シャットダウン。えっ!ここでもビックリ!!なんと終了が僅か2秒!!!これには一番驚いた(^^;;。ちなみにIEを立ち上げたままでも殆ど同じ。変なところでG3の実力に感心させられた。さて次はメモリの増設だ。事前に海外のWEB上で開腹の仕方とメモリ増設の様子をアップしていたところがあったのでそこのページをIEのWEBアーカイブ(ページのイメージそのままに保存できる)でそっくり保存し何度もシュミレーションしているのでバッチリ。さらにApple本社が一足早く公開していたデベロッパー向けのマニュアルも落して、そこのメモリ増設のページを印刷しておいたので準備は完璧だ。(これまた後日分かったのだがOSインフォセンターにもマニュアルがあり、そこにもバッチリ同じ説明があった。でもユーザーがメモリーを増設しそれに起因する故障に対しては保証しませんとの一文がある。ごもっともです(^^;;)まずいつも使っているアーム付パソコンチェアーにおなかを手前、ディスプレーを下にして立てる。(詳細はこちらにアップしてるので参考にしてください)下部取っ手ののところにあるネジを外し、取っ手を持ってえいや!と手前に引くとガバッとカバーが外れた。LB(ロジックボード)ユニットに4っつのケーブルが接続されているので全て外す。LBユニットを固定している2本のネジを外し真上に引き上げると、CD-ROMドライブからHDDまでもが一体となったユニットが外れた。結構重い。ロジックボードはかなりコンパクトだ。G3カードは穴の空いた金属のカバーに覆われているので見えない。そこのカード上にメモリスロットがあるから金属カバーを外してメモリを増設するわけだが、今までメモリ増設はもちろんMacの中を色々いじくってきたが以前PM6200のクロックアップで基盤のパターンを切って以来、今回は久々にやばかった(^^;; と言うのも当然iMacのSDRAMを扱うのが初めてなわけで、事前に予備知識を仕入れていたつもりだったのだがメモリの挿し方の情報が不充分だったのだ。スロットを見るとどうやら斜めに挿してから真下に押すとロックされる構造になっている。確かにデベロッパー向けマニュアルでもそのようになっていた。ところがメモリがなかなかすっきりと刺さってくれないのだ。当然このままではロックされないわけで、初めて挿すスロットは固いものなので何度か試してみるがやはり収まらない。ふと指を見るとメモリスロットの跡がくっきりと残っている。相当力を入れてるわけでスロットににも相当負荷がかかってたわけでこれはもしかしたらハンダ付けされてるスロットがやばいかもと冷や汗が出てきた。これはもう無理は出来ないと思いよーくスロットを見てみるとなんか変な差し込み口になっている。その通りにメモリを挿しグッと力を入れるとズボって感じで刺さったのでそのまま下に押すと無事ロックされた。つまり斜めに挿す角度が浅かったわけだ。約30゜位の角度で挿さなければいけなかったわけだ。気を取り直して外した手順の逆にLBユニットを戻す。まず立てたままの本体に上から入れる。殆ど収まったところで今度はおなかを上にして寝かせる。前面の空いてるCD-ROMドライブの口から手を差し入れ指でCD-ROMドライブを誘導しながら押し込む。1回ですんなりと収まった。実はこの戻す作業にちょっとしたコツがあるようだったのだが予習のたまもの(^^;;かすんなりと決まった。ケーブル類をセットし裏蓋はめるのもそこそこに祈るような気持ちでPWキーを押す。もしLBをやってしまっていたらあのかろやかな起動音のかわりにもの悲しいマイナーのアルペジオか、車がキューブレーキをかけながらどこかに激突する音(キ〜ガシャン)がなるはずだ・・・・D.I.Y.派を自認する私は幸か不幸かそのどちらも聞いたことがある(^^;;。その時は幸いにもたいしたことでは無かったのだが、初めて聞いたときは冷や汗をかいたものだ。さて今回は? 無事普通の起動音がなりハッピーMacが現れた。内心五分五分かなあと思っていたが、とりあえず一安心。iMac購入2日でおしゃかにしてしまったらしゃれにならない。今回はローンにしたからなおさら悔いが残るというものだ。無事起動し終え今度はメモリーの確認。アップルメニューの「このコンピュータについて」をクリックするとちゃんと認識されて、ホッ! 案外とメモリスロットが丈夫だったことに感謝感謝。念のために再度インターネットでネットサーフィンやらメールチェックやら試してみるがなんら問題ないようだ。ヨカッタヨカッタ(^^;; と言うことで今日は冷や汗もんの一日だった。
 
答え:「オシャマンベ」です。普通は読めないですよね(^^;;  戻る

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